簡単!音楽理論基礎知識シリーズ 第4回目は【音名】について
今回は、イタリア語・日本語・英語・ドイツ語での音の読み方を学んでいきましょう!
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まずは注意ですが、本来のイタリア語での読み方書き方はシャープやフラットが付く場合,
余り馴染みの無い読み方書き方隣少々難しいので、実際にレッスンの時や音名について話す際の馴染みある表記で示しています。
フランス語表記、ダブルシャープ(重嬰)、ダブルフラット(重変)に関しましても省略しています。
初心者の方へ向けた講座として分かりやすいを第1にしていますので、ご了承ください。
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音名
音の高さを表す名称を音名と言います。
皆さんがよくご存知の「ドレミファソラシド」、どこの国の言葉かご存知ですか??
イタリアです!!
ドレミでの読み方は頻繁に使用しますが、
クラシックではドイツ語、そしてPOPSやジャズでは英語が頻繁に使用されます。
日本では、レッスンや学校の音楽の授業で音名で歌いましょう!!となれば、指定がない限りドレミのイタリア語で歌うのが一般的です。
幹音
シャープやフラットが付いていない、いわゆる鍵盤でいう白鍵(変化記号により違う場合もありますが)の音を幹音と言います。
幹音の音名をイタリア語・日本語・英語・ドイツ語で見ていきましょう!
日本語・英語を見て、何かピンと来られる方もいらっしゃるのではないでしょうか??
これを説明しようとすると、大昔、中世ヨーロッパ時代まで遡ることになってしまいますので、ザックリ言うと、当時の一般的な音階の始まりは「ド」ではなく「ラ」からでした。
今の様なドレミファソラシド、ではなく昔はラシドレミファソラが一般的でした。
その後の音楽の発展により、ドレミファソラシドとなっていきました。
ですので、音の始まりがラの音だったのです。
それに合わせてラから、日本語だと「イロハニホヘト」、英語だと「ABCDEFG」とでした。
今はドが基準となっていますから、「ハニホヘトイロ」「CDEFGAB」となっています。
派生音
それでは、次はシャープやフラットで変化した音名をみていきましょう。
シャープやフラット等によって変化した音を派生音と呼びます。
半音と全音
シャープとフラットの説明をする前に、まずは半音と全音を学びましょう。
簡単に言うと鍵盤と鍵盤の距離です。
鍵盤隣同士の音を半音、半音+半音が全音です。
例えばですが、半音が1㎝としたら、全音は半音が2つ分ですので2㎝です。
ドとレの間は黒鍵を1つ挟んでいますので全音、ミとファ・シとドの間は白鍵の隣同士ですが間に黒鍵が無いので半音になります。
シャープ
シャープは#と書き、イタリア語や英語の場合、音名の右斜め上に#を書きます。
日本語の場合は、音名の前に嬰(えい)を書きます。
ドイツ語の場合は、音名の後にisを付けます。
フラット
フラットは♭と書き、イタリア語や英語の場合、音名の右斜め上に♭を書きます。
日本語の場合は、音名の前に変(へん)を書きます。
ドイツ語の場合は、音名の後にesを付けます。
*例外1
母音のEとAにフラットを付ける場合は、eを省略してsだけを付けます。
*例外2
Hにフラットを付ける場合は、Bになります。
一覧で確認してみましょう!
フラットの方がドイツ語の変化が少し難しいですね!
音名はここの記載されているイタリア語・日本語・英語・ドイツ語辺りは楽器を演奏する上でよく使用しますので、覚えておきましょう!
次回は、音符と休符について学んでいきましょう!!
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