ソルフェージュは音楽高校・音楽大学受験に必要な入試科目です。
ソルフェージュは、楽譜の理解を中心とした音楽の基礎知識のトレーニングの事を言います。
音楽高校・音楽大学の入試では、専攻の楽器の実技試験の他に、ソルフェージュの試験が実施されます。
具体的な試験内容は、
・楽典
・聴音
・新曲視唱、コールユーブンゲン
その他に、ピアノ専攻以外は、副科ピアノなどが必要となってきます。
これらの入試科目はどの音楽大学でも基本的には共通で実施されています。
楽典
楽典は、音楽の基礎知識についての試験です。
音名・拍子・音価など基本的なことから、音程・音階・調・和音・楽語や記号まで学び、知識が身についた後は、希望校の傾向に合わせた対策や過去問に取り組みます。
聴音
ピアノで弾かれた単旋律や副旋律・和音を瞬時に書き取っていく試験です。
ピアノから流れる音を聴き、拍子や調や音・そしてリズムを聴き取る力が必要となってきます。
まずは簡単なリズムや単旋律を聴き、書き取る練習をして行きます。
トレーニングを重ねると、次第に長めの単旋律や複旋律や和声なども聴き取れる様になっていきます。
ピアノで弾かれる回数も決まっていますので、規定の回数内で聴き取り、また見やすい楽譜を書くコツも習得が必要となります。
新曲視唱・コールユーブンゲン
新曲視唱は初めて見た楽譜を決まった時間で読譜し、それを正しい音程やリズムで歌う試験です。
始まりの音をピアノでもらい、それを聴き音名で歌います。
新曲視唱の練習にはコールユーブンゲンを使用します。この本で徹底的に難しい音程の取り方やリズムの取り方を学び、自分の苦手な所を見つけて、そして克服していきます。
自分が正確な音程で歌えているかどうかは自分で判断することはとても難しいですので、講師と共にレッスンを積み重ねる事が重要です。
楽典、聴音、新曲視唱は全てにおいて積み重ねがとても大切な科目となっています。
短期間で身につけることは難しく大変な事かもしれません。ですが全てコツが分かれば徐々に身についてくるのがご自身でも実感できる科目でもあります。
受験を乗り越えた先輩である講師と共に頑張りましょう!
またこれらの科目を学ぶ事で、音楽を幅広く理解し、より豊かな表現の幅を身に付けられる様になるでしょう。
興味をもったらはじめドキ!
個人レッスンですのでシーズンや時期を問わず始められるのもレイドバックミュージックスクールの特徴です。
ぜひ、体験レッスンで、さらなる楽器の楽しさ・奥深さを体感してみて下さい。
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